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経営者の苦悩「前に進んでいない感」をどう乗り越えるか


瀬戸内海の朝日
瀬戸内海の朝日

前に進んでいないと感じる“あの瞬間”の乗り越え方**

経営をしていると、必ず“苦しい時期”があります。多くの経営者が、誰にも言えない不安を抱え、眠れぬ夜を過ごし、胃がきりきりするような思いをしています。

これは弱いからではありません。責任を背負い、未来をつくろうとしているからこそ避けて通れない時間です。


■ 一番つらい時間は「前に進んでいる実感がない」とき


業績、資金繰り、チーム、顧客対応──毎日やるべきことはあるのに、「前に進んでいる手応え」が感じられない。


さらに厄介なのは、この瞬間です。


  • 解決の糸口が見えない

  • 今やっていることは意味があるのか

  • いつまで続ければいいのか

  • この努力はどこにつながるのか


頭では「やらなきゃいけない」と分かっている。しかし心のどこかで、“出口の見えないトンネル” にいるような感覚が続く。


この時間こそ、多くの経営者が最も苦しくなる瞬間です。


■ 希望が見えた瞬間、人は力を取り戻す


私がこれまで全国360社以上の中小企業を支援してきて、確信していることがあります。

売上より先に、希望が経営者を動かす。


希望の“光”がほんの少しでも見えたとき──小さくても“種まき”ができたとき──経営者の表情は、驚くほど変わります。


  • 新規事業で100件アポを断られた後の1件取れたアポ

  • 自信を持って始めた新規事業がまったく売上が立たず、ようやく取れた数万円の最初の仕事

  • 否定ばかりされた後、初めて前向きな評価をいただいた時

  • 経営者として能力がないかもしれないと思っている時に、社員から「社長についていきます」と言われた一言


希望とは、結果ではなく、次の行動の、最初のエネルギーです。


■ 誰にでも訪れる「停滞期」の正体


どれだけ実績のある経営者でも、例外なく停滞の時期を経験します。


  • 頑張っているのに成果が出ない

  • SNS、広告、営業の反応が薄い

  • チームの動きが噛み合わない

  • 未来の輪郭がつかめない


そしてなにより、自分が正しい方向に進んでいるのか確信できない。


この“不確実さ”が、心を最も消耗させます。


しかし停滞期とは、実は「前に進んでいない」のではなく、未来がまだ“形になっていないだけ”の時間です。


当事者にはなかなか感じにくいのですが、水面下では、確実に積み上がっています。


■ 停滞期の乗り越え方①


「希望の素(もと)」を意図的に作る


希望は待つものではなく、作るものです。


まずは“小さな未来の仮説”を置くこと。

  • 3ヶ月後、どんな状態をつくりたいのか

  • 今ある強みをどこへ転用できるか

  • 新しい一手を1つだけ試す

  • 小さな実験を始めてみる


このレベルで十分です。仮説が生まれると、前に進む理由が整います。正解か不正解かではなく、前に進めることがまず重要なのです。


■ 停滞期の乗り越え方②


「意味があるかどうか」は、後になってしか分からない


経営の“意味”は、事前には誰にも分かりません。成功してから初めて、「あの時の努力が効いていた」と分かるものです。

だからこそ、停滞期の問いはこう変わります。

「意味があるかどうか」は今判断しなくて良い。今は“積む時期”なのかもしれない。

この視点が、心を軽くします。


■ 停滞期の乗り越え方③


第三者の視点で「種まき」を見える化する


走り続ける経営者は、自分の前進をいちばん見落としやすいものです。

伴走支援の場でよくあるのは、経営者本人が「全く進んでいない」と思っていても、第三者から見れば、

「いや、これは確実に芽が出ます」「方向性はむしろ良くなっています」

というケースです。


一言の“見える化”が、経営者にとって大きな光になります。光が見えれば、人は必ず前に進めます。


■ おわりに


希望は“結果”ではなく、“構造”の中にある


希望は成果が出てから湧くものではありません。

状況が悪いと、人は悲観しがちになりますが、それがいらないのです。


  • 希望の素を意図的に作る

  • 小さくてもアクションを大事にする

  • 今は成功の道の途中であると認識する


    そして


  • 勝手にネガティブにならない

  • 人と会う

  • 信頼できる人に話す

  • 一人で抱え込みそうになったら、仲間とやるようにする


状況を客観的に分析すれば、たとえ結果がまだ出ていなくても、希望は自然と湧いてきます。


そして──希望がある経営は、強い。


どんな小さな光でも良い。その光を見つけ、前へ進む力に変えていくこと。

徐々に小さな光は大きくなり、飛躍した後は、あなたにとって良い経験になっていることでしょう。


■ 信頼できる相談相手なら


苦しんでいる時、


  • 勝手にネガティブにならない

  • 人と会う

  • 信頼できる人に話す


この要素も大切だということを書きました。実は経営者の多くにはメンターやコーチがいます。当社の「顧問」サービスも、上場企業の経営者から個人事業主までご利用いただいています。求めている内容と合うのか、また相性は合うのかなど、まずは無料相談で確認してみてください。小さな一歩になれば嬉しいです。


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