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中小企業が勝ち続けるための3箇条 その3「真の成功者は『続けられる人』」


中小企業が勝ち続けるための3箇条 その3「真の成功者は『続けられる人』」
続けることの大事さ

中小企業が勝ち続けるため、つまり事業成長し続けるために重要な3箇条をお伝えします。これは当社が関わってきた1000社以上の中小企業の状況から着想を得ているだけではありません。私自身の社会人経験、約20年会社を経営してきた経営者としての経験も踏まえた上でのブログになります。


第三回は中小企業が勝ち続けるための3箇条 その3「真の成功者は『続けられる人』」です。


シンプルで重要な法則


これまで2回のブログで企業成長における「どこにいるか」「誰とするか」の重要性についてお話ししてきました。最終回となる今回は、おそらく最も重要な要素「続けられるかどうか」についてお伝えします。


ビジネスの世界では、時間を忘れるほど没頭できる仕事に就くことが理想とされています。好きなことを仕事にできたら最高でしょう。しかし必ずしも「好きなこと=仕事」である必要はありません。純粋に事業を成長させたいという思いで働く形でも良いのです。最も大切なのは「続けられるかどうか」ということです。


どんな素晴らしいビジネスアイデアも、最初は意気揚々と始まります。しかし、必ずどこかで壁にぶつかる時がやってきます。売上が伸び悩んだり、予想外のトラブルが発生したり、競合の台頭に苦しんだり…。そんな時、多くの人は「もうダメだ」と諦めてしまいます。


もしくは良いアイデアが浮かんでも、いろいろな理由を言って、始められないという人もいるでしょう。1,2年経ち、自分が考えていたアイデアと同じアイデアで事業を成長させる企業のニュースを知り、自分も考えていたアイデアだったと周りに話す人は多数います。


真の成功者は覚悟があります。まず始める。そして始めたら何があっても踏みとどまり、愚直に続ける力を持っています。「あともう少しだけ頑張ろう」と自分を奮い立たせ、行動し続けることができるのです。


私の友人に、ECサイトを立ち上げた経営者がいます。最初の3年間はほとんど売上がなく、周囲からは「撤退したほうがいい」と言われ続けました。しかし彼は信念を貫き、4年目にようやく月商100万円を達成。そこから徐々に成長し、今では月商数億円の企業に成長しています。


もちろん、努力の方向性が間違っている場合もあります。正しいPIVOTであれば方向転換も良いでしょう。しかし、多くの失敗は「やりきる前にやめてしまう」ことから生まれています。結果として、その場に残り続けた人が最終的な勝者になるのです。


優秀な人だけがビジネスで勝つのではない


成功は必ずしも「最も優秀な人」のものではありません。「最後まで続けられる人」のものなのです。それは単に根性の問題ではなく、自分自身と自分の判断を信じられるかどうかという自己信頼の問題でもあります。


どんなに周囲が否定的な意見を述べても、自分の進む道を信じ続けられるか。一時的な失敗や停滞に落胆せず、長期的な視点で物事を見られるか。それが企業成長において最も重要な資質なのです。


あなたのビジネスにも停滞期や困難な時期があるかもしれません。そんな時こそ、「続ける力」を思い出してください。続けることができれば、いずれ必ず成功の果実を手にすることができるでしょう。


参考になれば幸いです。今回が3部作の最後のブログになります。お読みいただきありがとうございました。


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中小企業が勝ち続けるための3箇条 その3「真の成功者は『続けられる人』」

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