経営者の悩み:「XXをやらなければ」は危険のサイン
こんにちは。マーケティング・経営コンサルタントの新井です。
私は中小企業に特化し、全国各地の中小企業様に、マーケティングの戦略から実行を中心に、経営面まで、経営者の抱える課題全般の解決のサポートをさせていだいています。これまで200社以上のコンサルをさせていただいており、定めたゴールに対する達成度は90%以上を継続しています。
今日のテーマは、経営者の悩み:「XXをやらなければ」は危険のサインです。
今日は土曜日。中小企業の経営者は休みという休みはないかもしれませんが、それでも少しでも心と体を休めることができ、日々の活力に繋がることを祈っています。今日は休日なので、マーケティングや経営そのものの話ではなく、気持ち的な部分でのテーマを取り上げます。このブログを読んでいただいた経営者の方々へ、少しでもプラスになれば嬉しく思います。
ビジネスには良い時もあれば悪い時もあります。誰しも「XXをやらなければ」という追い込まれた気持ちや状況になったことはあると思います。焦燥感に駆られるこの感覚は、実は危険信号かもしれません。なぜなら、前向きに仕事に取り組めない状況に陥っている可能性があるからです。こうした気持ちになった時には、一度立ち止まり、自分の状況を見つめ直すことが重要です。
まず最初に、何に焦っているのかを冷静になって考えてみることです。焦りの原因となっているものはなにか、そのことは本当に重要なのかを考えてみましょう。
時として、私たちは周囲の期待や自分への過度なプレッシャーから、必要なことだけでなく、不要な仕事まで抱え込んでしまうことがあります。そして忙しくなると、集中して素晴らしい結果をもたらすこともありますが、逆に自分を追い詰めすぎる結果になってしまうこともあります。まずは、原因を考え、仕事の優先順位を見直し、本当に重要なタスクに集中することで、不必要なストレスを減らせるかもしれません。焦りの原因や不安の原因になっていることを俯瞰でみると、実は「まあいいか」と思えることであったり「失敗してもどうにかなるだろう」と思えることであったり、極論を言えばその仕事はなくなったとしても、他でリカバリーできることであったりするものです。
「XXをやらなければ」という受動的な気持ちから、前向きに仕事をしたくなる能動的な気持ちへと変える具体多岐な方法としては以下のアプローチも効果的です。
小さな目標設定: 達成可能な小さな目標を立て、一つずつクリアしていくことで、自信を取り戻せます。
休息の確保: 適切な休息は、心身のリフレッシュに不可欠です。十分な睡眠や趣味の時間を確保しましょう。
他者との対話: 信頼できる同僚や上司、メンターに相談することで、新たな視点や解決策が見つかるかもしれません。人と話すことはてとても効果があります。
スキルアップ: 中期的には、自己啓発の時間を設け、必要なスキルを磨くことで、仕事への自信が高まります。
感謝: 仕事があること、仕事を任されることに対し、日々の小さな成功や周囲のサポートに感謝することで、ポジティブな思考が養われます。
焦りや不安は誰にでもあります。しかし、それらに振り回されず、自分の状況を客観的に見つめ、必要な行動を取ることが大切です。時には「何もしない」選択も、長期的には有効な戦略となります。
とてつもないピンチも、後から考えれば、良い思い出になります。また停滞していたり、もやもやする時期は、必ずしも悪いということではなく、アップダウンがある長い人生の中で、何度となく訪れるそういう時期というだけかもしれません。
もし個別相談があれば、コンサル契約だけでなく、別のプランもあります。よろしければご活用ください。
来週からのビジネスがより良いものになるよう祈っています。
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