top of page

休日のユニクロで見た光景。柳井正氏が一人で現場を見ていた理由

更新日:4月16日

休日、プライベートで買い物に出かけました。


普段は仕事柄、店舗に入ると、つい導線や陳列、接客の様子、客の動きなどを見てしまうのですが、この日は完全にオフのつもりでユニクロに入りました。


そこで、ある光景に出会いました。


店内で、店長と思われるスタッフと一つひとつ丁寧に話をしている小柄な男性。

気になってよく見てみると、柳井正(ユニクロ代表取締役会長/ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)でした。


おそらくまわりで気づいている人は少なかったでしょう。それほど普通の客と変わらず、オーラも出さず、いらっしゃいました。


以前から、店舗に足を運び現場を見る方だという話は聞いていましたが、実際に柳井会長が現場にいる姿を見るのは初めてでした。


私は、少し離れた所から、その様子を見ていましたが、特別なことをしている様子ではありません。


陳列棚の前に立ち、商品を見ながらスタッフと会話をする。

そしてまた別の場所に移動して、同じように確認していく。

そしてまた別のフロアに移動して、同じように確認していく。


派手さはなく、淡々と、それを繰り返しているだけです。おそらく、売れ行きや陳列の状況、現場の状況を細かく見ているのだと見受けられました。



正直、驚きました。


売上高3兆円を超えるグローバル企業のトップが、おひとりでとある一つの店舗に来て、現場の様子を確認している。


しかも、おそらく休みであろう日に、誰かに囲まれることもなく、一つひとつを自分の目で見ている。


私は柳井CEOの書籍は何冊も読んでいますが、

現実の姿を見ることができ、”ここまでやっているのか”と強い印象を受けました。



経営者は忙しいです。


組織が大きくなればなるほど、現場から距離が生まれます。


会議、資料、数字


そういったもので状況を把握することも増えていきます。


もちろん、それ自体は必要なことです。


ただ、今回見た光景は、それとは別の話でした。


・実際に現場に行く

・自分の目で確認する

・その場でスタッフから聞く


このシンプルな行動を、トップが続けているという事実です。


戦略や中長期の計画は重要です。

しかし、会社の状態は現場に出ます。


・売り場の作り方

・商品の並び方

・スタッフの動き

・客の様子


こうした一つひとつに、今の会社の状態がそのまま表れます。


逆に言えば、ここを見ずに判断をすると、

ズレが積み重なっていきます。



今回、強く感じたのはここです。


日本トップの経営者であっても、

やっていることはシンプルでした。


・現場に行く。

・今の状態を見る。

・小さなところまで確認する。

・それを、手を抜かずに繰り返す。


特別なことではありません。

ただ、その「当たり前」を、愚直に続けている。


この差が、結果として大きな差になっているのだと感じました。

この積み重ねが、判断の精度を支え、企業を成長させている軸のひとつになっているのだと感じました。



会社の原点は、現場にあります。

今、何が起きているのか。

どこでズレているのか。

それは、現場に行けば見えます。


忙しいから見ないのか。

忙しくても見るのか。


その違いが、少しずつ会社の未来を分けていき、数年、数十年経った時、

大きな開きになっているのです。



新井 庸支(あらい やすし)

株式会社ホワイトナイト代表。

370社以上の中小企業支援実績、契約企業の90%以上の業績を向上させたという実績を背景に、「中小企業の課題であれば、どんなことでも必ず明確な答えを出す」という強い自信と信念と方法を持つ。経営とマーケティングに関するプロフェッショナル。


講演なども多数行っており、2025年は経営戦略、マーケティング、DX、AI活用、広報戦略をテーマに40本の講演を行った。また事業構想大学院大学や多摩美術大学や宮城大学などの教育機関、公益財団法人東京都中小企業振興公社などの行政機関でも講義を行った。


これまでに1000人以上の経営者とのコネクションもあり、一部上場企業の社長や会長など公私とも懇意にしている方も多数。


コンサルティングがはじめての方

コンサルタントで失敗経験のある方

まずは単発セッションで当社の力を見てください

的確なアドバイスで御社の未来の勝ち筋を作ります

----コンサルの概念が変わります---





コメント


bottom of page