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<食品企業向け記事>地方の素晴らしい食品が売れないのはなぜか?売上を根本から伸ばす戦略の描き方

はじめに:なぜ「良いもの」が売れないのか?


全国各地の食品メーカーとお話をしていると、「味には絶対の自信がある」「素材にこだわっている」にもかかわらず、売上が伸び悩んでいるというご相談を数多くいただきます。


結論から言えば、現代の市場において「良いものを作れば自然と売れる」という考えは通用しません。商品が売れない理由は、商品の品質そのものではなく、それを届けるための「戦略の不在」にあります。


食品企業の売上低迷を招く「実務への飛びつき」の罠


売上を上げようとした時、多くの企業が陥る失敗パターンがあります。それは、いきなりInstagramの運用を始めたり、ECサイトのデザインを新しくしたりといった「実務(作業)」からスタートしてしまうことです。


 誰に届けたいのか(ターゲット)

 競合と何が違うのか(優位性)

 どのような文脈で買うのか(ベネフィット)


こうした根本的な状況の「整理」ができていないまま作業を進めても、コストと工数ばかりが膨らみ、成果には繋がりません。


売上向上の鍵は「深い整理」と「鋭い判断」


売上を根本から伸ばすために経営者が行うべきは、現場の実務をこなすことではありません。自社を取り巻く状況を深く整理し、進むべき方向を指し示す「鋭い判断」を下すことです。


1. 市場と自社の徹底的な整理:自社の強みは何か、顧客は本当にその商品を求めているのかを客観的な視点で洗い出します。

2. 戦略の構築(判断):整理された情報をもとに、戦うべき市場と撤退すべき領域を明確にジャッジします。

3. コントロールタワーとしての機能:戦略が決まった後、Web制作やPRなどの実務は専門の外部パートナーや現場に任せ、経営者はその進捗と方向性のコントロールに専念します。

経営者の「脳」を補完する外部参謀の必要性


しかし、経営者一人で自社を客観視し、戦略を描き切ることは容易ではありません。だからこそ、経営者の横で思考を整理し、的確な判断基準を提示する「外部の脳」が必要になります。


現場の実務を知り尽くしているからこそ描ける、上から目線ではない実現可能な戦略。それこそが、売上向上に向けた最短ルートとなります。「商品は良いのに」というジレンマから抜け出し、次のステージへ進むための戦略構築を始めてみませんか。



新井 庸支(あらい やすし)

株式会社ホワイトナイト代表。

中小企業専門 経営・マーケティングコンサルタント


約400社の中小企業支援実績をもとに、経営戦略、マーケティング、DX、AI活用、広報戦略など、中小企業のさまざまな課題に対応。経営者の思いや現場の状況を踏まえながら、会社を前に進めるために必要な打ち手を見極め、実行につながる形で提案している。


「会社のことを常に考えている」中小企業経営者のあらゆる思いを理解しながら、熱量は高く、コンサルとしては冷静に、中小企業の成長を達成するプロとしてのスキル・ノウハウを丁寧に提供している。


経営戦略、マーケティング、DX、AI活用、広報戦略まで、中小企業のあらゆる課題を解決に導くプロフェッショナル。。


民間コンサルや顧問だけでなく、公益財団法人東京都中小企業振興公社や独立行政法人中小企業基盤整備機構のアドバイザーもつとめている。また、事業承継アドバイザーやウェブコンサルタント系の資格など数多くの資格も保有している。


商工会議所、企業や大学などでのセミナー・講演も多数実施しており、食品企業、食品業界団体での講演も多数行っている。

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