top of page
執筆者の写真新井 庸支

中小企業:事業がうまくいかない時の打開策


中小企業:事業がうまくいかない時の打開策 適切なステップを踏むことで良い流れができます
中小企業:事業がうまくいかない時の打開策 適切なステップを踏むことで良い流れができます

中小企業:事業がうまくいかない時の打開策


私は中小企業に特化し、全国各地の中小企業様に、マーケティングの戦略から実行を中心に、経営面まで、経営者の抱える課題全般の解決のサポートをさせていだいています。これまで200社以上のコンサルをさせていただいており、定めたゴールに対する達成度は90%以上を継続しています。


今回のテーマは「中小企業:事業がうまくいかない時の打開策」です。


事業経営において、思うように成果が出ない時期は誰にでもあります。特に中小企業にとっては、こうした局面を乗り越えることが事業存続の鍵となります。コンサルタントの視点から、効果的な対処法をご紹介します。


  1. 徹底した現状分析 まず、客観的なデータに基づいて現状を把握することが重要です。財務諸表の精査、顧客アンケートやWEBサイトでのレビュー、SNSの傾聴、競合分析などを通じて、問題の本質を見極めましょう。

  2. 経営戦略の見直し 現状分析の結果を踏まえ、既存の戦略が市場ニーズに合致しているか再検討します。必要に応じて、ターゲット顧客や提供価値の再定義を行いましょう。

  3. 業務プロセスの効率化 無駄な作業や非効率な工程がないか見直し、生産性向上を図ります。デジタル化やアウトソーシングの活用も検討しましょう。全社的な業務レベルを向上させるために、できるだけマニュアルを作成する方法も良いでしょう。

  4. 人材育成と組織改革 従業員のスキルアップと意識改革は、業績回復の大きな力となります。社内研修の充実や、適材適所の人員配置を心がけましょう。タレントマネジメントを始めるのも良いでしょう。

  5. 資金繰りの改善 キャッシュフローの改善は経営の急務です。売掛金回収の早期化、在庫の適正化、不要資産の売却、外注業者の見直し、コスト削減の模索などを検討し、運転資金を確保しましょう。

  6. 新規事業の模索 既存事業の改善と並行して、新たな収益源の開拓も重要です。自社の強みを活かせる分野での新規事業立ち上げを検討しましょう。

  7. 外部リソースの活用 経営課題に応じて、専門家や外部コンサルタントの助言を仰ぐことも有効です。客観的な視点と専門知識が、問題解決の糸口となることがあります。

  8. マーケティング戦略の刷新 顧客ニーズの変化に合わせて、商品・サービスの見直しやプロモーション方法の改善を行います。特に中小企業の場合には、デジタルマーケティングの本格活用も検討しましょう。

  9. パートナーシップの構築 同業他社や異業種や研究機関との連携により、新たなビジネスチャンスを創出できる可能性があります。

  10. ビジョン・ミッションの浸透、リーダーシップの強化 会社のビジョンやミッションを社内に浸透させ、社員の仕事に対するモチベーションを高めることも重要です。また、それとともに経営者自身が意識改革と行動変容を行い、危機感を持ちつつも、前向きな姿勢で従業員を鼓舞し、組織全体の士気を高めることが求められます。

これらの施策を総合的に実施することで、困難な状況を克服する可能性は高まります。ただし、すべての対策を一度に行うのは難しい状況もあるので、自社の状況に応じて優先順位をつけ、段階的に実行することが成功の鍵となります。何をどこから手をつけるべきか、苦しい時には、いつものように冷静に判断が出来ないこともよくあることです。ぜひコンサルタントにご相談してみてください。当社のスポットコンサルはマーケティングクイックアドバイスとしていますが、経営面でのご相談も可能です。まずは1度話をしてみると、自分の考えが整理されたり、突破口の糸口を見つけたりすると思います。


経営の道のりは決して平坦ではありませんが、困難を乗り越えるたびに組織は強くなります。諦めることなく、粘り強く取り組むことで、必ず活路は開けるはずです。


スポットコンサルのお問い合わせはこちら(マーケティングとありますが経営相談も大丈夫です)。ひとりで抱えず、お気軽にご相談ください。


Comments


bottom of page