中小企業のブランディング、誰に頼むべきか?成果が出る会社と止まる会社の違い
更新日:10月5日
中小企業特化の経営・マーケティングコンサルタントの新井です。
最近、中小企業経営者の方から、こんな相談をいただくことが増えています。
「ブランディングって必要ですよね?」
「認知度を高めたい」
「代替わりを機に会社を変えたい」
「でも、何から始めればいいか分からない」
もちろん、商品やサービスのブランディングという相談もあります。一方で、企業ブランディングの相談も増えています。
実は、中小企業のブランディングで一番多い悩みは、
“やるべきか”ではなく、“どう進めればいいか分からない”
ことです。
誰に相談すればいいのか。
費用感はどれくらいなのか。
何を頼めるのか。
成果は出るのか。
結局わからず、近い人に相談したり、「大手なら安心だろう」と頼んだりする。ただ、その後によく聞くのが、
「進めたけれど、何か違った」
という話です。
今日は、この話を少し率直に書いてみます。
ブランディングは重要。でも「見た目を変えること」ではない
今の時代、良い商品・サービスを作れば売れる時代ではありません。AIの登場も含め、競争環境は大きく変わっています。だからこそ、
「なぜこの会社が選ばれるのか」
「なぜこの商品・サービスが選ばれるのか」
を明確にしていく必要があります。
ただ、ここで誤解が起きやすい。ブランディングというと、企業ブランディングなら、
・ロゴを変える
・デザインを作る
・ホームページを作り直す
・会社案内を綺麗にする
商品・サービスブランディングなら、
・パッケージを変える
・打ち出し方を変える
・営業資料を変える
・価格や見せ方を整理する
といった、“見える部分”から考える会社が少なくありません。もちろん、それ自体は大事です。ただ、本質はそこだけではありません。
例えば、
・何が強みなのか
・競合と何が違うのか
・誰に選ばれたいのか
・商品やサービスの価値をどう伝えるべきか
・会社として何を残し、何を変えるべきか
ここが曖昧なまま進むと、見た目は良い。ただ、
問い合わせが増えない。
採用も変わらない。
営業も変わらない。
という状態になりがちです。
ブランディングは「作ること」が重要。ただ、その前提がある
ここは誤解してほしくないのですが、私は、
「整理だけすればいい」
と言いたいわけではありません。それでは意味がありません。最終的には、
“作ること”
が重要です。
ロゴ。Webサイト。キービジュアル。営業資料。商品パッケージ。こうした形に落とし込まれて、初めてブランディングは機能します。
ただ、中小企業でうまくいかないケースを見ると、多くは、
「何を打ち出すべきか」が整理されないまま進んでいる
ことです。
誰に向けるのか。競合との違いは何か。営業現場で何が起きているのか。既存顧客は何を評価しているのか。会社として何を打ち出すべきなのか。ここが曖昧なまま、いきなり制作に入る。
すると、綺麗だけれど、機能しない。だからこそ、
ブランディングは“作ること”が重要。
ただ、
その前提として、“何を打ち出すべきか”を整理することがもっと重要
なのです。
正直に言うと、「クリエイターだけ」では危ないこともある
少し率直に言います。もちろん、デザイナーやクリエイターの力は重要です。優秀な方も本当にたくさんいます。ただ、
中小企業で、“作る人だけ”で進めるのは危ないこともあります。
なぜなら、クリエイターは、当然ながら、
“作ること”のプロ
だからです。中小企業のブランディングは、作るだけでは成果につながらないことがあります。
例えば、
・誰に売るのか
・営業現場では何が起きているのか
・競合との違いは何か
・何を残し、何を変えるのか
・そもそも今ブランディングが優先なのか
ここを整理しないまま、「こんなデザインどうですか?」だけで進むと、見た目は良い。ただ、
「で、売上は?」
という話になってしまうこともある。実際、中小企業では少なくありません。
だから私は、
企業や商品サービスを理解し、経営・営業・競争環境まで踏まえて考えられる人間
が間に必要だと思っています。その上で、必要なクリエイターと組む。クリエイターの能力を活かす点でもこれが良い。この順番の方が、結果として失敗は減ります。
ブランディングの重要性
ブランディングは、イメージ作りで終わって良いものではありません。これからの時代、
「選ばれる理由」
を作ることは、ますます重要になります。ただ、やり方を間違えると、時間もお金も使ったのに、何も変わらない。そんなことも起きます。
もし、
・ブランディングを考えているが進め方が分からない
・今の見せ方に違和感がある
・代替わり後の方向性を考えたい
・商品やサービスの価値が伝わっていない
・何を打ち出すべきか迷っている
そんな状態であれば、
一度、経営とマーケティングの視点から整理し、現実的な打ち手を考えてみる価値はあると思います。
当社では、18年以上にわたり、中小企業に特化して、約400社近くの経営・マーケティング支援を行ってきました。ただ、私自身、
「一般論として正しいこと」
を言うだけでは意味がないと思っています。
大事なのは、
「御社で本当に機能すること」
です。実際、同じ施策でも、うまくいく会社と、逆効果になる会社があります。だからこそ、かなり話を聞きます。
会社の歴史。経営者の考え。現場。営業。商品やサービス。競争環境。時には現場も見ます。なぜなら、
最終的に必要なのは、「御社で機能する形」だからです。
守秘義務の関係で、実績をすべて表には出せません。ただ、代替わり企業、製造業、食品メーカー、BtoB企業、地域企業など、数多くの現場に入ってきました。ブランディングも行ってきました。
もし、
「うちの場合、どう進めればいいのか分からない」
そんな状態であれば、まずは一度、ご相談ください。
“綺麗な提案”ではなく、“御社で現実的に機能する形”
を、一緒に作っていければと思います。
マーケティングについて、一度見直したい方へ
商品、価格、販路、Web、SNS、広告、PRなど、マーケティングの選択肢は増えていますが、すべてをやる必要はありません。
株式会社ホワイトナイトでは、中小企業の事業や顧客、商品を見たうえで、何を優先するべきか、何をやらないべきかまで含めてご相談に対応しています。

新井 庸支(あらい やすし)
株式会社ホワイトナイト代表。中小企業専門 経営・マーケティングコンサルタント
約400社の中小企業支援実績、契約企業の90%以上の業績を向上させたという実績を背景に、「中小企業の課題であれば、どんなことでも成果繋がる明確な答えを出す」という強い自信と信念とスキル・ノウハウを持つ。
「会社のことを常に考えている」中小企業経営者のあらゆる思いを理解しながら、熱量は高く、コンサルとしては冷静に、中小企業の成長を達成するプロとしてのスキル・ノウハウを丁寧に提供している。
経営戦略、マーケティング、DX、AI活用、広報戦略まで、中小企業のあらゆる課題を解決に導くプロフェッショナル。
民間コンサルや顧問だけでなく、公益財団法人東京都中小企業振興公社や独立行政法人中小企業基盤整備機構のアドバイザーもつとめている。また、事業承継アドバイザーやウェブコンサルタント系の資格など数多くの資格も保有している。
商工会議所、企業や大学などでのセミナー・講演も多数実施している。




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