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中小企業向けのマーケティングコンサルタントを選ぶ時のチェックポイント8選


中小企業向けのマーケティングコンサルタントを選ぶ時のチェックポイント8選
中小企業向けのマーケティングコンサルタントを選ぶ時のチェックポイント8選

中小企業向けのマーケティングコンサルタントを選ぶ時のチェックポイント8選


私は中小企業に特化し、全国各地の中小企業の経営者様に、マーケティングの戦略から実行を中心に、経営面まで、経営者の抱える課題全般の解決のサポートをさせていだいています。これまで200社以上のコンサルをさせていただいており、定めたゴールに対する達成度は90%以上を継続しています。


今回のテーマは「中小企業向けのマーケティングコンサルタントを選ぶ時のチェックポイント8選」です。


会社名・肩書・資格ではなく、コンサルタント本人に力量があるか

有名な企業、高レベルの役職、中小企業診断士を含む資格。こうしたものは一つの目安になります。有名な企業は多くの実績があり、成功事例もあるでしょう。すごい肩書を持つ方もいるでしょう。そして有資格者もいるでしょう。こうしたことは決して悪いことはありません。ただ、有名な企業の実績や成功事例は企業のものです。肩書は比較的自由に言える自称です。資格はある方が良いですが、理論と実践は往々にして違うということもあります。大事なことは、こうしたものよりも、コンサルタント本人に力があるかどうかです。本人に実績があり、スキルがあり、やる気があり、信頼できるかどうかが重要です。


実績を語るだけでなく、企業への提案があるか

コンサルタントに実績があることは重要なことです。ただ依頼を考えている企業にとって重要なことは、かつての成功例ではなく、未来の自社の成功です。100社あれば100のやり方がある中で、企業への提案がないコンサルタントは、あまり良いとは言えません。悪い場合には、話す実績に関わってはいるもの主導的な役割を担っていなかったなどのケースもあります。


同業者の悪口や批判は言わないか

ビジネス全般に言えますが、まわりの悪口や批判をする人と仕事をすることはお勧めしません。何かあればまわりのせいにする可能性があります。自分自身の仕事として考えていれば、責任感が芽生えます。また仕事に自信があれば、同業者や周りを下げる必要もありません。


使う「言葉」や「戦略」がシンプルか

難しい話をわかりやすく、短く。専門的なことであっても、誰にでもわかるように伝えること。これはコンサルタントに限らず、できるビジネスパーソンの重要スキルです。特にコンサルティングの場合、難しい言葉、専門的な言葉が出てきやすいので、気をつけなければいけません。また、成功する戦略や戦術は、多くの場合シンプルです。


最初から長期契約を結ぼうとしていないか

最初は3ヶ月もしくは6ヶ月の契約が良いでしょう。3ヶ月であれば、コンサルタントの仕事ぶりがわかります。6ヶ月であれば内容によっては成果の出る出ないが見えるでしょう。年間契約が必須ということであれば、契約を一旦考え直すのも選択肢としては良いでしょう。


中小企業の実情や現場を理解しているか

大企業と中小企業では、経営もマーケティングもかなり違った部分があります。さらに言えば、中小企業の中でも一社一社、置かれた環境は異なります。またコンサルティングというと、戦略の話も多く、経営者との話が多くなります。ただ、神は細部に宿るという言葉にもあるように、現場の声、現場の状況にこそ、現実が現れていることも少なくありません。また戦略・戦術で考えていることが机上の空論にならないように、現場の体制や動きなどもしっかり見ておく必要もあります。有名企業のコンサル実績があっても、中小企業の実情や現場を理解していなければ、かえってマイナスになるケースすらあります。


企業に対して「当事者意識」はあるか

コンサルタントは戦略や戦術を作ることが主業務です。ただ中小企業のマーケティングコンサルタントの場合、戦略や戦術を立てたら業務完了というわけにはいきません。結果が出るように、時には現場で社員と一緒に働くというくらい当事者意識を持つことが重要です。常に客観的に冷静に考える頭と、成功させるための実行も厭わない心と、実際に動くという体を持っていることが中小企業のマーケティングコンサルタントにはあった方が良いのです。企業に負けないくらい、企業や商品やサービスのことを愛し、理解し、前に進めていくことが重要です。こうした当事者意識を持っているかどうかは重要です。


「点」ではなく「線」で考えられているか

最後のポイントです。中小企業の課題は本当に多岐にわたります。一つの課題に対して答えられることは重要です。ただ現在起きている課題を解決させることだけでなく、その課題を踏まえた上で、企業が成長するための年間計画のようなものを立てられることが望ましいです。欲を言えば、最初の課題が仮にサイト改善やSEOだったとしても、そこからSNSマーケテイング、インフルエンサーマーケティング、プレスリリース、プロモーション、イベントなど幅広い視点で考えられるとなお良いでしょう。

今を「点」として捉えるのではなく、先々を見据えた「線」として考えられるコンサルタントが望ましいでしょう。


最後に

良いマーケティングコンサルタントとの出会いは、企業の成長を大きく後押ししてくれます。この記事が中小企業向けマーケティングコンサルタントの選び方の参考になれば嬉しいです。なお、コンサルタントへの依頼や相談する時には、自社の目標と課題を明確にしておくと、依頼した後に、コンサルとの認識のずれがなくなり、最適なパフォーマンスを出してくれるようになります。


また、この記事を読んでいただいて共感いただいた中小企業の方から当社へのご相談・ご依頼があればさらに嬉しく思います。ぜひご検討ください。


株式会社ホワイトナイト

代表取締役社長

マーケティングコンサルタント

新井 庸支







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