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【前編】中小企業経営者に必要な「調子が悪い時」の考え方

中小企業特化の経営・マーケティングコンサルタント、株式会社ホワイトナイトの新井です。


中小企業経営者の方々と日々お話をしていると、

経営戦略や売上、採用の話だけではなく、


「最近、少し調子が良くないんですよね」


という話になることがあります。


これは自然なことです。


なぜなら、中小企業経営者は、24時間365日、

会社のことを考えている人が本当に多いからです。


売上、利益、社員、資金繰り、新規事業、将来のこと。


頭が休まる時間は、実際ほとんどありません。


だからこそ今日は、


「調子が良い時、悪い時との向き合い方」


について書いてみたいと思います。



調子が悪い時がない人はいない


これは経営者に限りません。

人というものは、

調子が良い時もあれば、悪い時もあります。


ただ、多くの人は、

“調子が良い状態”を標準

として考えがちです。


だからこそ、

少し調子が悪くなると、


「なんでこんなにうまくいかないんだろう」

「昔はもっとできていたのに」

「自分はダメになってしまったのではないか」


と考えてしまう。


しかし、これはある意味、自然な反応です。


一方で、経営者という立場で考えると、


“良い時も悪い時もある”


という前提でいた方が強いと感じています。



悪いことは起こる前提で考える


少し極端かもしれませんが、


私は、

「悪いことは起きるもの」

くらいの前提でいた方が、経営者としては安定しやすいと思っています。


もちろん悲観的になれという話ではありません。


そうではなく、


「良い時もある」

「悪い時もある」

「停滞する時もある」


それを前提にしておく。


すると、


調子が良い時も、必要以上に調子に乗りすぎない。

悪い時も、必要以上に落ち込みすぎない。


そんな状態に近づいていきます。


経営者は、どうしても結果責任があります。


だからこそ、感情の振れ幅が大きくなりやすい。


ただ、中小企業ほど、

経営者の状態が会社に与える影響は大きい

のも事実です。


社長が焦れば、組織も焦る。

社長が不安定なら、現場も不安定になる。


だからこそ、

経営者ほど、


心が一定であること


を意識的に作っていく必要があるのです。



良い時にこそ、気をつける


意外かもしれませんが、

私自身、多くの経営者を見ていて、


本当に怖いのは、


“悪い時”より、“良い時”


だと思うことがあります。


なぜなら、

うまくいっている時ほど、

少し気が緩むことがあるからです。


数字も良い。

周囲から評価もされる。


すると、


少しだけ判断が雑になる。

少しだけ確認が甘くなる。

少しだけ慢心が出る。


これは、人間なので当然あります。


だからこそ、


調子が良い時ほど、


「今、自分は浮かれていないか」

「判断が雑になっていないか」


を客観的に見る視点も必要です。



中小企業経営者に必要なのは「淡々と進める力」


結局のところ、


長く経営を続ける上で大事なのは、

“淡々とやる力”

なのです。


良い時は、必要以上に舞い上がらない。

悪い時は、必要以上に悲観しない。


そして、

今やるべきことを、

ひたむきに積み上げていく。


この姿勢が、結果として会社を強くしていく。

そんな経営者を、私は何人も見てきました。


ただ、ここで一つ問題があります。


経営をしていると、

「調子が悪い」

だけではなく、

“正しいことをやっているのに成果が出ない”

という停滞期が来ることがあります。


この時に、


やめるのか。

続けるのか。


実は、

この点においても、長く成功している経営者ほど、ある共通点があります。


次回の後編では、

「停滞期に試される経営者の胆力」

について書いてみたいと思います。



経営者のあらゆる相談にこたえる




新井 庸支(あらい やすし)

株式会社ホワイトナイト代表。

中小企業専門 経営・マーケティングコンサルタント


370社以上の中小企業支援実績、契約企業の90%以上の業績を向上させたという実績を背景に、「中小企業の課題であれば、どんなことでも成果繋がる明確な答えを出す」という強い自信と信念とスキル・ノウハウを持つ。


「会社のことを常に考えている」中小企業経営者のあらゆる思いを理解しながら、熱量は高く、コンサルとしては冷静に、中小企業の成長を達成するプロとしてのスキル・ノウハウを丁寧に提供している。


経営戦略、マーケティング、DX、AI活用、広報戦略まで、中小企業のあらゆる課題を解決に導くプロフェッショナル。


民間コンサルや顧問だけでなく、公益財団法人東京都中小企業振興公社や独立行政法人中小企業基盤整備機構のアドバイザーもつとめている。また、事業承継アドバイザーやウェブコンサルタント系の資格など数多くの資格も保有している。


商工会議所、企業や大学などでのセミナー・講演も多数実施している。





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