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「熱狂」の同時多発――利用ではなく「応援」という姿勢こそ、企業の未来を作る


中小企業特化の経営・マーケティングコンサルタントの新井です。


昨日(2026年5月31日)の東京は、まさにスポーツとエンターテインメントの祭典というべき熱狂に包まれていました。


国民的アイドルとして一つの時代を築き上げた、嵐のラストライブ。今や老若男女に人気となった競馬の日本ダービー。サッカー日本代表のW杯壮行試合であるアイスランド戦。大学野球の伝統と誇りがぶつかり合った早慶戦の天覧試合。そして、新世代のストリートカルチャーの熱気溢れるダンスリーグ Dリーグのチャンピオンシップ。


これほどまでに多様なジャンルの「熱狂」が、同じ週末の東京で同時多発的に発生し、それぞれが圧倒的な磁場を持って、それぞれの観客を魅了していた事実は、非常に示唆に富んでいます。


かつてのような「誰もが同じ方向を向く」という画一的なマスマーケティングの時代から、私たちは今、それぞれの「好き」という確固たる拠り所を持ち寄り、それが積み重なって巨大なうねりを作る「体験経済」が加速度的に大きくなっています。この週末の東京は、多様化する現代の熱量が、それぞれのコミュニティで深化し、結実している様子を鮮やかに描き出していました。


このスポーツやエンタテインメントの熱狂。全国各地の中小企業の経営者にとって、ただ観るだけのものなのでしょうか。実は、そうではありません。実はこの流れはビジネスという意味でも、中小企業は注目すべき流れでもあるのいです。では、中小企業はどのように活かしていけるのか、言いかえれば、どのような立ち位置で自社の価値を設計し、顧客とつながるべきなのでしょうか。



なぜ今、「狭く、深い」つながりが勝つのか


かつてビジネスの正解は「いかに多くの人に知られるか(リーチ数)」でした。しかし、消費者の関心が多様化し、情報過多な現代において、大手企業と同じ土俵で数を競うことは中小企業にとって賢明な選択とは言えません。


今、求められているのは「市場の大きさ」ではなく「深さ」です。


プロスポーツチームの地域支援や、特定のアイドル・IPの推し活市場がなぜこれほど強固なのか。それは、そこに参加する人たちが単なる「観客」ではなく、その活動を支え、共に成長する「仲間の関係」にあるからです。



中小企業が狙うべき「共創(仲間の関係)」の戦略


中小企業がこれから取るべき戦略は、イベントやチームの単なる「スポンサー」になることではありません。彼らの活動の本質を理解し、企業の経営活動の中に「応援の文脈」をしっかりと埋め込むことです。


  1. 熱の源泉を理解する 自社が応援する対象(地域文化やスポーツチーム)のファンが、何を愛し、何を誇りに思っているのか。その「解像度」を高めることが、すべての起点となります。


  2. 境界線を溶かす 「企業対顧客」という分断をやめ、企業活動の中に「ファンと一緒に作り上げるプロセス」を持ち込みます。これが中小企業にとっては、最も低コストで、かつ高付加価値なPRになります。


  3. コミュニティの守護者となる 土足で宣伝を持ち込むのではなく、コミュニティを支える「裏方」として徹することです。その謙虚な姿勢こそが、ファンからの強固な信頼を生み、売上を超えた長期的な関係性を築きます。



結論:応援という姿勢が未来を拓く


企業の姿勢として持っておきたいのは、スポンサーを商機として利用しようという計算ではありません。もちろん、ビジネスなので投資対効果は考えます。ただ、考えるからこそ、何よりも、選手やアーティスト、そして彼らを支えるファンたちを心から応援するという姿勢を大前提に置くことがビジネスの結果にもつながるのです。


数字としての「市場」を追うのではなく、目の前の「熱量」へ投資する。


規模を追うマスマーケティングの視点ではなく、熱量への敬意を軸にしたマーケティング。その積み重ねこそが、これからの時代を生き抜く中小企業のマーケティングの勝ち筋の一つになります。



株式会社ホワイトナイトの役割


株式会社ホワイトナイトでは、経営・マーケティングのコンサルタントとして、18年間で400社以上の中小企業の経営課題解決に携わってきました。


戦略だけでなく、実際どうやったら、結果(売上や利益)につながるのかを考えているので、実行可能な具体的な施策レベルまで考えたコンサルティングになっています。


そのこともあり、ビジネスの枠を超えてスポーツや芸能の第一線で活躍する方々とも深い信頼関係を築き、膝を突き合わせて対話ができる独自のネットワークが構築されています。


私たちが提供するのは、単なる契約の仲介ではありません。御社が応援したい活動の本質や彼らの想いを、経営的な視点で深く解釈し、コミュニティから真に歓迎される共創の座組みを設計することです。


全国各地の中小企業の方々からすれば、スポーツチームやイベントやアーティストや芸能関係など、自社にとって何がベストなのか(もっと言えば、ただの広告ではなく、本当に自社のことを理解して、WIN-WINでやっていけるのはどれなのか、誰なのか)。費用はどうなのか。契約内容がまったくわからないので、どうしたら良いのかなど、わからないことばかりではないかと思います。


だからこそ、株式会社ホワイトナイトは、戦略の立案から実行に至るまで、専門的な知見と、現場のキーマンと直接対話ができるネットワークを駆使して伴走いたします。もし、御社のマーケティングを「広告」から「コミュニティへの参画」へと変え、応援を企業の強みへと昇華させたいとお考えであれば、ぜひご相談ください。経営者の視点に立ち、最も効果的な道筋を作り、最適な相手までご提示していきます。




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新井 庸支(あらい やすし)

株式会社ホワイトナイト代表。

中小企業専門 経営・マーケティングコンサルタント


約400社の中小企業支援実績、契約企業の90%以上の業績を向上させたという実績を背景に、「中小企業の課題であれば、どんなことでも成果繋がる明確な答えを出す」という強い自信と信念とスキル・ノウハウを持つ。


「会社のことを常に考えている」中小企業経営者のあらゆる思いを理解しながら、熱量は高く、コンサルとしては冷静に、中小企業の成長を達成するプロとしてのスキル・ノウハウを丁寧に提供している。


経営戦略、マーケティング、DX、AI活用、広報戦略まで、中小企業のあらゆる課題を解決に導くプロフェッショナル。


民間コンサルや顧問だけでなく、公益財団法人東京都中小企業振興公社や独立行政法人中小企業基盤整備機構のアドバイザーもつとめている。また、事業承継アドバイザーやウェブコンサルタント系の資格など数多くの資格も保有している。また、商工会議所、企業や大学などでのセミナー・講演も多数実施している。


経営者やスポーツ選手、アーティスト、文化人など幅広いネットワークも持つ


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