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事業がうまくいかない中小企業が抱える最大の要因とは


事業がうまくいかない中小企業が抱える最大の要因とは
事業がうまくいかない中小企業が抱える最大の要因とは

今回のテーマは「事業がうまくいかない中小企業が抱える最大の要因とは」です。


私が中小企業のコンサルを行う際、いつも経営者には尊敬の念をいただいています。なぜなら、中小企業の経営は決して楽なものではないからです。常に市場の変化に柔軟に対応し、限られた経営資源を有効活用しながら、着実に事業を成長させていくことが求められています。大企業と異なり、経営も、マーケティングも、経理も、人事も、営業も、あらゆることに深く関わらなければならないことも多く、時間も労力もいくらあっても足りない中、みなさん頑張っておられます。


ただ頑張っていても、必ずしも事業がうまくいっている中小企業ばかりではありません。では、今回は、事業がうまくいかない中小企業に共通する要素をお伝えします。私がこれまで300社以上の中小企業のコンサルティングに携わってきた中で、最も共通して見られる要因をお伝えします。これを読んでいただく中小企業経営者のみなさまの経営改善の示唆につながれば幸甚です。


事業がうまくいかない最大の要因


事業がうまくいかない最大の要因は「決めない」ということです。


その理由は企業や経営者によってさまざまです。単に経営者自身に決断力が備わっていない場合、あるいは経営者の時間感覚がルーズでついつい遅くなってしまう場合などが挙げられます。また、社内でできるだけ多くの意見を集めてから判断したいという場合もあります。議論することは大事ですが、意見を集めたり、擦り合わせたりする時間ばかりが長くなってはいけません。またその他では、議論することについて、些細なことまで理解し納得できないと前に進めないという場合もあります。物事を進める上で検討は必要ですが、それによってスピード感が失われていては本末転倒です。


中小企業の場合、規模が小さいからこそ、迅速な意思決定ができますし、決定が早いことが強みになります。市場の変化に柔軟に対応し、限られた経営資源を有効活用していくためには、素早く判断し、実行に移すことが肝心なのです。


「決めない」経営者は、事業の成長を阻害してしまう傾向にあります。一方で、迅速な意思決定ができる経営者ほど、事業を確実に前に進めていくことができます。もちろん、すべての決断が成功するわけではありません。それでも良いのです。万が一失敗しても、そこから学んで、次の一手を迅速に打っていくことが重要なのです。


楽天の三木谷代表は、大企業になった今でも経営におけるスピードの重要性を強く主張しています。三木谷代表だけでなく、事業を成長させているる経営者の多くはスピードを重視しています。


もし事業がうまくいっていないと感じている中小企業経営者は「決めない」という状態を作っていないか考えてみてください。そして当てはまるようであれば、まずは迅速な意思決定を始めてみてください。最初は大丈夫かと思うかもしれませんが、大丈夫です。

もし自分の行動をチェックし欲しいとか、アドバイスを受けたいということであれば、コンサルタントを活用するのもよいでしょう。


当社はこれまで300社以上の中小企業のコンサルティングを行ってきた実績があり、東京都をはじめとする行政からもアドバイザーとして認定されています。中小企業経営の悩みに直面した際は、ぜひ安心して相談してください。専門家の知見を活用し、事業の成功につなげていただければと思います。



事業がうまくいかない中小企業が抱える最大の要因とは

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