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中小企業のための、不況の時のニーズの見つけ方

執筆者の写真: 新井 庸支新井 庸支

暗闇の先には光がある
暗闇の先には光がある

こんにちは。中小企業専門のマーケティング・経営コンサルタントの新井です。

今日のテーマは「中小企業のための、不況の時のニーズの見つけ方」です。


好況と不況で違うニーズ


新規事業の立ち上げ、既存事業のテコ入れ、いずれにして事業を動かしていく際、企業はそこにどれだけのポテンシャルがあるか、言い換えればニーズがあるかを考えるでしょう。


ニーズと一言で言っても好況時と不況時では異なります。わかりやすくつたえるために、ざっくり言ってしまうと、好況時は前向きやポジティブなニーズ、何か新しいことを始めようとか、こんなことをしたら新たな消費が生まれるとか、人々が喜ぶといったようなことです。一方、不況時は不満や不安の解消というネガティブなニーズ、何かの不便を解消しようとか、不安をなくして欲しいといったようなことです。


もちろん、不況時において、ポジティブなニーズに向けて事業を展開していくことは、意義あることだと思います。ただ、こと経営という点、会社を維持存続し、社員の雇用を守っていくという点においては、不況時にはネガティブなニーズに目を向ける方が、会社の数字という点では、成功確率は高まります。


不況時のニーズの見つけ方


不況時のニーズの見つけ方ですが、不安や不満など「不」の解消をまずは考えてみてください。不況時は、好況時と比べて、資金に余裕がなく、投資に対しては慎重になると思います。まずは既存事業において、お客様や現場からの声を聞いて「不」の解消ができる点を洗い出し、対応していきましょう。その後、既存事業の延長線上として「不」の解消につながる製品やサービス開発、訴求すべきメッセージの変更などを検討するのが良いでしょう。


新規事業で投資を伴うものについては、特に中小企業の場合には資金に余裕がある場合が良いでしょう。金や人やものを全力投入するのではなく、リサーチを行うか、もしくはテストマーケティング的に小さく始めるかなどを行った上で、ニーズに対する確かな手応えを解ったうえで進めることをお勧めします。


最後になりますが、不況や会社の調子が悪くなると、普段であれば問題ない経営判断ができづらくなる経営者も少なくありません。当社はコンサルにもいくつかのレベルを用意させていただいています。事業だけでなくプライベートなお悩みも含めて経営者の相談ができるライトなプランもありますので、ぜひお声がけください。ご利用者からは、このプランによって、ご自身の判断が正しいかを外部の方に確認出来るので良かったという声や、メンタルがかなり良くなったという声などをいただいています。 ぜひお問合せください。



中小企業が日本を支えています。

ぜひ一緒に頑張っていきましょう。


株式会社ホワイトナイト

代表取締役

コンサルタント

新井 庸支




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