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プレスリリースは事前事後まで準備することが大事

執筆者の写真: 新井 庸支新井 庸支

今回のテーマ「プレスリリースは事前事後まで準備することが大事」
プレスリリースは事前事後まで考えた準備が大事

今回のテーマは「プレスリリースは事前事後まで準備することが大事」です


書くだけのプレスリリースで終わっていませんか?

プレスリリースを書いたり、メディアへアプローチすることは大変ですよね。当社も200以上の中小企業のプレスリリースのコンサルや代行をしてきました。AIの出現によって、60点くらいのリリースは出来上がるようになり、以前よりはかなり楽になったという声もありますが、AIで完結しないので、どうしても時間はかかります。中小企業の場合、担当者も忙しく、公開ギリギリのタイミングでプレスリリースを書いて発信するということもよく聞きます。プレスリリースを書いて、PR Timesのようなネットプラットフォームで配信する。それでは勿体ないのです。労力をかけるからには効果を出したいものです。


事前時後のフォロー

プレスリリースは発行するだけで終わりではなく、その前後の準備やフォローが重要です。プレスリリースの書き方やメディアリストの作成も大切ですが、成功するPR戦略を構築するには、発行前後のプロセスにも注目しましょう。


1. 発行前の準備が成功の鍵

プレスリリースを出す前には、社内の関係部署と十分に連携することが大切です。特に営業部門やマーケティング部門との情報共有は欠かせません。

  • ターゲットの明確化:誰に届けたい情報なのかを社内で共有し、ターゲット層に刺さる内容にする。

  • 訴求内容の統一:マーケティング戦略と一致したメッセージにすることで、効果的な発信が可能に。

  • 発行のタイミング:業界のトレンドや競合の動きを考慮し、最適なタイミングでリリースする。

  • メディアリストの準備:適切なメディアや記者をリストアップし、リリースを送る相手を選定する。


    各部門が情報共有を怠ると、メディアに取り上げられても消費者への影響が薄れる可能性があります。具体的に言えば、メディアで見た内容と店頭やECで感じる印象がずれていたため購入まで至らなかったというケース。メディアで見たが販売店に行って探したが見つからなかったというケースです。こうしたことが起きないよう、営業やマーケティング部門など社内連携は大事なのです。プレスリリースを打つからには最大効果を得るべきです。そのためにも、できれば2ヶ月前には関係部門とのミーティングなどを開始し、準備を進めておいた方が良いでしょう。



2. 発行後のフォローアップが効果を高める

プレスリリースを発行した後も、適切なフォローアップを行うことで、メディア掲載やターゲットへのリーチを最大化できます。また、それとともに売上に貢献します。


  • メディアへの個別アプローチ:リリースを送ったメディアや記者に、フォローアップの連絡を入れる。

  • 自社サイトやSNSでの発信:リリース内容をWebサイトやSNSでも発信し、認知拡大を図る。

  • 販売促進への活用:メディアに掲載された記事をPOPとして活用し、展示会や販売店での訴求力を高める。

  • 営業強化の材料に:営業資料にプレスリリースの内容を反映させ、顧客への提案力を向上させる。

  • 効果測定と分析:掲載状況や反響を分析し、次回のPR戦略に活かす。

  • 追加のPR施策の検討:リリースが話題になれば、追加のニュースを出すなど、PR効果を持続させる工夫も必要。


3. 継続的なPR戦略を意識する

プレスリリースは一度出して終わりではなく、継続的なPR戦略の一環として考えるべきです。定期的な発信やメディアとの関係構築を意識し、長期的なブランド価値向上を目指しましょう。したがって、プレスリリースを作る2ヶ月前から各部門と連携し、リリース後の活用方法まで計画・準備することが成功の鍵となります。ちなみに年間計画を立てることもお勧めします。年何回発行するのか、どんな内容を発信するのか、発信する判断基準は何かなど決めておくと属人的な仕事にならず、チームで動きやすくなります。


最後に

当社では、プレスリリースの作成方法やPR戦略についてのブログ講座PRを含めた総合的なマーケティングコンサルティングを提供しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。まずは御社のお話を聞かせていただき、対策を立てましょう。結果は出しますのでご安心ください。


テーマ「プレスリリースは事前事後まで準備することが大事」

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