こんにちは。マーケティング・経営コンサルタントの新井です。
私は中小企業に特化し、全国各地の中小企業の経営者様に、マーケティングの戦略から実行を中心に、経営やメンタル面まで、経営者の抱える課題全般の解決のサポートをさせていだいています。これまで200社以上のコンサルをさせていただいており、日々全国各地を訪問しています。
今回のテーマは「ビジネスリーダーに不可欠な力」です。
ビジネスリーダーに不可欠な力
経営者を筆頭に、ビジネスリーダーにはさまざまな力が必要です。ビジネスチャンスを見つける能力、頭の良さ、リーダーシップなど挙げればいろいろ出てきます。もちろん、できるだけ多くの力があれば良いのですが、一人一人違った人間であり、持っている力も違います。
これまで1000人以上の経営者とお会いしてきた中で、できるだけ多くの方に共通しているビジネスリーダーに不可欠な力を紹介します。
判断する力
リーダーは指示待ち人間ではなく、判断する人間です。今ある要素で判断して物事を前に進めることが大事です。知識や状況分析する力も必要ですが、100%それらが揃うことはありません。完璧を求めれば、永遠に判断は下せないでしょう。今ある要素でYESかNOか、進むかやめるか、どのようにやるのかを判断する力が重要です。
ブレない力
判断したら、ブレないことです。決めたからには成功させるべく、ブレずに続けることが重要です。リーダーがブレると現場は混乱します。どこに向かって、何をすれば良いのか、ぶれずにしっかりとリードしてください。ただし、あらゆることをブレずにやり抜いても、そもそもの判断が間違いだったということもありえます。そうした時には、スパッと判断してやめたり、修正したりすることも重要です。余談ですが、この時に部下や関係者に対して、はっきり伝えるとともに、彼らがモチベーションを落とさないようにケアすることも重要です。
やり抜く力
ブレない力と合わせて必要な力です。内容によっては、最初は結果が出ないこともあると思います。事業を成長させられないリーダーには、そこでやめてしまったり、フェードアウトしてしまう方がいます。最初はうまくいかなくても周りから何を言われても、泥臭くても、しっかりとやり抜く力が必要です。今や数千億円の売り上げがある企業で、創業時からのお付き合いがある経営者が複数名います。立場は人を作ると言いますが、今はオーラを感じる存在感があります。しかし、創業時は彼らも普通のビジネスマンでした。ビジネスモデルが凄いとか、圧倒的に切れ者だということではありませんでした。まわりからも注目もされませんでした。しかし今なお成功している彼らに共通するのは、決めたことを、泥臭くやり抜き続けたことです。
自分を過信しない力
最後に、若くしてビジネスが順調な人の中には、自分の能力を過信する人がいます。自分に自信を持つことは重要です。ただ失敗するひとは、自分は能力があると過信して、まわりの人たちへ雑に接してしまう形になることです。ビジネスが順調な時は周りの人もついていくのですが、少しうまくいかなくなると、この手のリーダーに人はついていきません。結果、リーダー自身では理由がわからない中、チームがあまりうまくいかなくなり、尻すぼみになるケースがあります。一人でできることには限界がありますし、人ぞれぞれ能力があります。自分自身を過信しすぎないことは重要です。
まとめ
ビジネスリーダーに不可欠な力
判断する力
ブレない力
やり抜く力
自分を過信しない力
これらを心に留めれば、今すぐではなくても、長い目で見て成功する確率はかなり高いです。ご参考になれば嬉しいです。
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