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ずば抜けたアイデアは出ない。まずは成功例を集めてみる

執筆者の写真: 新井 庸支新井 庸支

更新日:2024年7月7日

10月になり、Go To トラベルに東京が追加されたり、Go To イートが始まったこともあり、日本経済に動きがで始めたような印象を受けています。



ヨーロッパではロックダウンが再び行われているように、決して楽観できるものではありませんが、経済が立ち直っていくのではないかと期待しています。企業やそこで働く人にとって、仕事があるというのは、人生のやりがいにも似た大切なことだと思います。ウィズコロナ・アフターコロナで消費や生活様式が変わったとしても、仕事がそこにあるということは嬉しいことです。


当社にもコンサルティングの相談の他、実務のPRやプロデュース相談が急に増えてきました。9月から自社サービスをいくつか立ち上げたのですが、そのうえ10月から別案件としてのPRやプロデュース相談が増えました。当社に依頼が来るものとしては、売り上げをあげたい、集客をしたい、音楽を使ったプロモーションをオンラインで行いたい(当社、プロモーションやPRは音楽関係が強いので、問い合わせを多くいただきます)、協会ビジネスを立ち上げたい、FCチェーンを展開してくれる大資本企業の経営者や事業責任者と繋がりたい他、一気にいろいろいただきました。


コンサルティングは時間軸も計画の中に入れて取り組むものですが、PRやプロモーションまわりになると、比較的時間がない中で依頼が来るケースも多くあります。みなさん、画期的なアイデアが欲しいと言われますし、当社のような小さな会社に依頼をされるということは、当社としてもエッジのたった提案をしたいと考えてしまいがちです。


しかし、こんな時ほど、まず目的をしっかりと把握し、そこからぶれないようにKPIを設定し、アイデアを考えたいものです。画期的なアイデア、エッジのたったアイデアに越したことはありませんが、重要なのは企業の目的に沿ったアイデアであることです。


また画期的やエッジのたったアイデアを考えようとすると、ついつい独りよがりになってしまったり、アイデア出しに煮詰まったりしてしまいます。芸術や自社開催のエンタテインメントであれば、それでも良いのですが、クライアントワークの場合、一か八かのやり方は責任ある方法とは言えません。


採用するしないはともかく、まずやるべきことは直近の他社成功事例を集めてみることです。そこから成功した理由を把握し、真似てみることも良いと思います。実はその作業をしていると、軸をぶらさずに、発展アイデアが出てくることも往々にしてあるのです。


クリエイティビティがあって、ビジネスセンスがある人材、しかもそれをいつも成功させる人間などそうそういません。一か八かではなく、悪くて70点、良くて150店を目指すくらいの気持ちで、まずは成功例を集めてから考えるというのが、時間と労力の無駄を防ぎ、成功に近づく方法の一つです。


当社サービス:


基幹サービスであるコンサルティングも好評いただいています。



 
 
 

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